お知らせ

日本野外教育学会にて

2022年10月1〜2日、日本野外教育学会が鹿児島大学で開催されました。
当施設では、2名の職員が出席し、関西学院大学との共同研究中の
「情報端末の導入による新たな野外教育手法の研究」について、関西学院大学の甲斐教授と共に発表や意見交換などを行いました。
 また、全国の野外教育研究者や関係者の実践発表や研究発表なども直接見聞きすることができ、野外教育を提供している施設運営に取り入れていきたい発表がたくさんありました。
 尼崎市立美方高原自然の家だけでは、実施や提供が困難な野外教育手法も、このような学会の出席を通じて、つながりを持ち、共同での実施のお願いなどをしながら、より良い野外教育や野外活動などの提供を推進したいと考えています。
 今回の日本野外教育学会や、野外活動に関するフォーラムやミーティングなどで、野外活動施設の関係者の出席が年々少なくなってきている傾向を感じています。
 全国の野外活動施設の多くは、指定管理費のコスト評価などの影響もあり、研修費や出張旅費の捻出が困難な状況にあると考えられます。
 社会情勢の変化は年々変化の速度を早めており、青少年の学習環境や課題も従来の課題に加えて、新たな青少年に関わる社会問題課題も噴出していると感じています。
 将来の日本や地域を支える青少年の育成は、将来への先行投資とも言われています。
子どもたちに、挑戦する大切さ等を経験してほしいと考える施設として、これからも野外教育者の実践情報も収集しながら、新たな試みにチャレンジし続けられる運営の工夫をし、子どもたちにより良い経験を提供する施設運営を大切にしてまいります。
下記リンクより発表内容の一部をご覧いただけます。
https://www.obs-mikata.org/blog/wp-content/uploads/2022/10/f6510d7a679d204d53d2dc534c7cefde.pdf



 


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