こんにちは。
ゆいです。
先日、スタッフで沢登りに行きました。
遊び…ではなくて、この夏に「シャワークライミング」プログラムで使用するフィールドの下見です。
我々のやっていることは、ときに「アウトドア・スポーツ」と呼ばれたりします。
が、これは少し危険な言葉だと思っています。
「スポーツ」は、ほぼ管理され安定した環境の中で、能力や技能を競い合うことに注力できる活動です。
これをアウトドアに当てはめるとき、錯覚が起こることがあります。
フィールドが「安定した」ものである、と思い込むの錯覚です。
陸上のトラックやサッカーのフィールドのように、柔道場のように。
それは、雨が降ったらピッチ状況も変わりますが、決定的に危険になることはない。
「危険になることはない。」
ここが、一番の違いです。
我々は、野外で活動を行っています。
フィールドは、基本、動いています。
その、動いている範囲、安定していない範囲が、大きな危険につながることがあるかないか、そこを判断している。
活動、とくに冒険的活動を含む体験学習では、緊張や真剣さにつながる危険は、ひとつの重要な教育要素です。
それが、本当の危険につながるのか否か。
許容できるものか否か。
そこを、常に判断する必要があります。
スポーツはスポーツの良さがあり、アウトドアにはアウトドアの力があります。
自分たちのやっていることに自覚的にいたい。
そう思っています。
なんちゃって。
写真は、水中の岩の位置、深さ、水の流れと、吸い込み口のあるなしをチェックしているところ。