尼崎市立七松小学校 

秋の自然学校をスタートさせる七松小学校と杭瀬小学校と合同で入所式を行いました。みんなビシッと話を聞いていて、すばらしい!
 

元気いっぱいに学校紹介をしてくれました。後ろで手を組み話すことを精いっぱい思い出そうとして、人の前でしゃべる緊張が伝わってきました。がんばったね。 
 
自分たちの部屋で布団にシーツをつけました。男の子の部屋では掛布団のシーツを敷布団に使ってしまうハプニングもあったとか。

台風が近づき、時折強い雨風が窓を吹き付けましたが空は明るい一日でした。 
 
今日はごはんに「赤米」が入っていて赤飯のような色のごはんを食べました。「なんで味がしないの?」と質問を受けましたが、味はあまり変わりませんが、歯ごたえは白米以上にしっかりしています。
2日目 林業体験・基地づくり 
 
小雨が降るなか林業体験を行いましたが、杉林の中はほとんど雨を感じることがありませんでした。直径約20センチの杉の木と向き合いました。

木が倒れる瞬間は、みんないきいきとした表情で見つめていました。15〜20mはあろうかという杉の木は、音を立てながら地面に倒れ、足元には振動が伝わってきます。
 
子どもたちの多くは木を切り倒したら終わりと思っていますが、倒れたところからが大仕事。1mの丸太に切り、切った丸太は林の外へ運び出します。両手で抱えきれない重たい丸太は紐をつけて引きずりだします。

午後からの基地づくりの全景です。午前中よりも雨脚が強くなりましたが、みんな夢中になって基地を作っていました。自分たちの手で何かを作り出す瞬間、話も弾んで盛り上がっていました。
   
屋根をつけるのに四苦八苦。どの基地も天井の真ん中に枝をのせるのがむずかしく、吹き抜け状態。明るくていいね!
 
この基地は、ナイロンの紐を全く使わずに作り、2〜3人が十分に入れる大きさです。
3日目 カレー作り・基地片づけ 

カレー作りに挑戦です。材料を切る人、かまどに火をつける人、ごはんを作る人に分かれて下ごしらえ。


玉ねぎはみじん切り派が多いですね。上手に細かく切れていました。
   
真っ白なごはんと、いいにおいがするカレーが出来上がりました。
 
「そっちの入れすぎやろ〜」なんて言葉が飛び交いながら、みんなとっても満足そうにカレーを食べました。
 
基地へ行き、お昼に余ったごはんで先生が握ってくれたおにぎりをおやつに食べました。お昼ご飯を食べて2時間ほどしか経っていないのに「もっと食べた〜い!」って。
 
昨日の林業体験&基地づくりで使った軍手を見よ!
真っ黒だ!においは・・・。汚れた軍手も笑えって使えるくらいたくましいみんなです。
 
夕食はちゃんこ鍋。みんなで食べるお鍋は最高!
笑いが絶えない時間でした。この後はお風呂に入ってさっぱりして、明日のキャンプファイヤーの準備をします。
4日目 沢登り・焼き板クラフト・キャンプファイヤー 
 
クラスみんなで沢登りに挑戦!今日は水量が多く、膝までの水のたまりがたくさんあり、みんなビショビショ。
 
ドド〜ン!!三つ滝です。みんな全身に水を受けてはしゃいでいました。

キャンプ場でトカゲの子どもとイモリの子どもとオオカマキリに出会いました。みんな生きもの好きですね。 
     
焼き板が終わった後に束の間のフリータイム。みんな思いっきり遊んでいました。
 
キャンプファイヤーでは、しめくくりは班みんなで自然学校の思い出を大きな声で発表しました。
 
先生の弾いてくれるギターに合わせて「栄光の架け橋」を歌いました。先生がステキな音をみんなに届けてくれました。
 
笑いあり、涙ありのキャンプファイヤーでした。星空がみんなを見守ってくれました。

明日で4泊5日の自然学校が終了します。お家や学校に帰ったら、子どもたちのお土産話をいっぱい聞いてあげてください。